- ジャンル
- 小説
- ISBN
- 978-4-434-18584-7
- ページ数
- 274ページ
- 判型
- 並製本 B6判
- 発売日
- 2013年12月20日
- 価格
- 定価1,320円(本体価格1,200円)
- 分類コード
- 0093
小田原物語
後北条始末記異聞
のちに悪女の烙印を押された淀どの。
しかし茶々と呼ばれた時期を振り返れば愛らしい姫であったはず。
だが豊臣秀吉の野望により敗戦の北の庄から、結ばれぬ恋心を胸に大阪へ。
一方、柴田勝家の遺児、弥九郎も姫の面影を抱きつつ東国へ下る。
乱世の荒波の中で進むべき道を模索する弥九郎にとって、第二の故郷となった小田原。
だがそこに天下統一を目指す秀吉の触手が。
名門北条氏の最期には戦国大名としての誇りが漲っていた。