いつ頃からでしょうか、わたくしは短歌も今日の多くの優れた現代詩のような詩的感性に彩られた作品としてつくられ、また、優れた現代詩を味わうように読まれなければならないと感じるようになりました。そして、短歌もまた現代詩と同様に詩的創作の賜であるべきと強く願うようになりました。
この考えは、短歌の道を歩む……
- 発売日
- 2022年7月1日
- 価格
- 定価880円(本体価格800円)
- ページ数
- 146ページ
- 判型
- 四六判
いつ頃からでしょうか、わたくしは短歌も今日の多くの優れた現代詩のような詩的感性に彩られた作品としてつくられ、また、優れた現代詩を味わうように読まれなければならないと感じるようになりました。そして、短歌もまた現代詩と同様に詩的創作の賜であるべきと強く願うようになりました。
この考えは、短歌の道を歩む……
若き日にアルチュール・ランボー「地獄の季節」の衝撃を受け、長年をかけてその返答として記した魂の咆哮。度重なるリストラ、首切り、解雇、失業、人間関係のもつれ、病気を経て、自力で乗り越えてきた著者の心の叫び。人生は苦しみの連続だ。苦しみがないと豪語している輩は、隠されたその苦しみに気が付いていないか、気が付いてい……
つきそわれ
こころ あらわれ
すくわれて
かわれ じんるい
まわれ ちきゅう
地球と人類が覚醒する風の時代!?
自ら歩む心ある道を、臣爺が和歌で表現。
全ての人類にエールを贈る。
遺棄された風景には、棄てられたものの悲しみと、かつてそれらと共に生きた人々の温かさや愛惜の名残があって、いつも心が痛み胸が衝かれる。まるで、零落の旧友に会った時のように、懐かしさについ駆け寄って手を握り締めたいが、それまで棄て置かれていたという冷たい視線に胸を刺され、近づくことも声を掛けることもできない。そん……
ここに書かれている詩は、誰かになにかを伝えようとして書かれたものではなく、作者の内にある悲しみや喪失感を、削ぎ落とした美しい言葉で表現したい、ただそれだけの思いで書かれたものだ。
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【悩めるあなたに響きます】
この本で自分らしい生き方を見つけましょう。
人生には思ってもみなかったことが起こります。コロナ禍や地球温暖化による災害などで、不安な日々を送っている人も多いでしょう。長引く不自由な生活に疲れて、穏やかな日常を望んでいる人も多いと思います。でもこ……
詩人 鈴木昇の半生、その時々を詩で表現しました。
その時の心のありようを素直に写した心の幻燈で、鮮やかに「あかりと風」は映し出しています。
短い文章に込めた思いは遥かです。
聞こえるのは静かな音色です。
※この書籍はAmazon.co.jpのみで販……
わたくしのこの「髄脳」は、本来の歌論書、詩歌指南書の趣旨から大きく逸脱している。そう思われても仕方ないことである。けれども、わたくしにおいては、「すべての道はローマに通ず」の諺のとおり、すべての出来事、社会事象は詩歌へと通じているのである。すべては詩歌に繋がっているのだ。皆さんがくだらないとか、関係ない話だと……
昭和四年に大分県の北の地で生を受けた著者が、九十二年間にわたる人生の心象風景を文字に託してえがいた詩集。早くに亡くした母を恋う幼少期の『小さな慟哭』――幼い我が子を省みず自らの道に生きた父への葛藤『夜明け前』――長じてカトリックの司祭となった兄へ、声にならない問いを叫ぶ『洗礼式』――孤独だった娘時代の影を抱……
国内・ヨーロッパ・アメリカ・韓国・中国など旅をして、三位一体の夢を綴った詩歌。
読み易い短歌集。
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地球誕生から人類歴史の物語、そして
地球環境の憂いと森林環境への憂い
山を中心とした活動の知恵と工夫の軌跡を
森林インストラクターの視点で詩を綴るように描いた
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若い日に生まれ道端に残してきた「詩の芽」が、日々の生活の中でふっと蘇ることがある。
それは、時に、深い森の奥から新鮮な響きを伴って聞こえてくる遠い声でもある。
野道を歩きながら聞いたそんな「詩の芽」を蘇らせ育ててみたいという強い動機が生まれた。
書き綴った詩集「野道をゆく」……
兄嫁への憧憬・弟の恋人との密会・従姉への思慕、不倫、ボーイズラヴ、レズビアン、失恋、片思い、夫への偏屈な愛、妻への叶わぬ恋、祖母の呪い…めくるめく渦巻く情念や嫉妬、崇拝、挫折がもつれあう愛の諸相を描く蔦きうい最新歌集。「掴んだらまた駄目おとこ。ねえ、サチコ。みくだす相手が欲しいだけなの」「すぐ終わる関係ばかり……
平成二十年度から二十二年度の比較的初期の作品と、直近の令和元年度からの作品、合わせて四百十五句を掲載。
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ことばあそびうたを集めた。2016年に刊行した『ことのはパフェ』に次ぐ第二歌集。
この数年の詩の中から、妻のみほが絵にしやすい作品に絵を描いてくれました。詩画集『僕と命の歌』。読みやすいよう45篇の『第一部 一本の草』が完成。残り45篇は『第二部 生きている』として年内に発行したいです。
2018年初冬、みほと出会って溢れ出る言葉を詩に書き、上郡の山荘で愛を育む。……
一体、詩人とは何だろう? その人が優れた感性と洞察力の持ち主であるならば、今に先立って未来の世を見、現在の人々や無念の中に亡くなった人々の声を聞く。若き日の詩人藤村が岸辺に流れ着いた一つの椰子の実から、はるか南の海の音や島の人々の声を聞いたのに、日本ペンクラブ会長・帝国芸術院会員となった藤村は『戦陣訓』の作成……
一編の詩が紡ぎ出す「ものがたり」の世界
父と母とふるさとへの愛と切なる思いを描く「ものがたり1」10編、ハルとユウとじいじのほのぼのとした世界を描く「ものがたり2」8編、若者や弱者を励まし、社会や時代の矛盾や不合理を鋭く切り取った「ものがたり3」45編の3部構成、計63編を収録。全編……
日々の出来事を、繊細に、そしてシュールに綴る。
岩崎明 第二詩集。
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第1部の「内示の日」は、わたくしの仕事生活で、たいへん幸せだった平成24年から、その途中から急に厳しい地獄のような困苦の時代を経た平成28年までの詩から63篇を選んだものです。
第2部では近作の詩8篇を掲載していますが、特に、わたくしの仕事生活に関するものを中心に集めました。
第3部は……