- ジャンル
- 小説
- ISBN
- 978-4-434-24135-2
- ページ数
- 272ページ
- 判型
- 並製本 文庫判
- 発売日
- 2018年1月22日
- 価格
- 定価770円(本体価格700円)
- 分類コード
- 0121
民衆による明治維新
西郷隆盛と山岡鉄太郎と尊攘の志士たち
明治維新は多くの志士たちが困難にもめげず、多くの犠牲者を出しながらも、幾多の決起を諦めずに繰り返し、成し遂げたものである。しかしそんな偉大な彼らの中で、特に相楽総三ら草莽の志士たちが、なぜ悲惨な最期を遂げなければならなかったのか。同じような行動をしていながら、最終的に栄達を果たした者と処刑された者とを分けたものは何だったのか。
また本書では幕府内尊攘派の山岡鉄太郎を、西郷隆盛と並ぶ尊攘派の巨頭として登場させた。この二人が志士たちとどのように関わり合い、彼らの活躍と最期にどのような役割を果たしたのか。そして明治維新の本質は何であり、本来はどうあるべきだったのか。本書でご確認いただきたい。