- ジャンル
- エッセイ・ノンフィクション
- ISBN
- 978-4-434-24418-6
- ページ数
- 148ページ
- 判型
- 並製本 四六判
- 発売日
- 2018年3月16日
- 価格
- 定価1,100円(本体価格1,000円)
- 分類コード
- 0095
茨城銀行とともに
元頭取が振り返る「波乱の地銀再編劇」
監督官庁との攻防、波乱に満ちた銀行再編劇を回想し、「地域とともに歩む金融機関」を熱く語る!!
ある名門地方銀行の名前が完全に消えた。バブルの後始末に奔走し、銀行再生の道を何度も模索したすえの結末だった。
ときには監督官庁にも物申した「硬骨漢」頭取が、合併合意と破談を繰り返した銀行再編劇と行内闘争の様子を振り返る。
そして、「地域とともに歩む理想の金融機関とは何か」、その想いを語る。
1章 銀行への再就職
2章 バブルの後始末
3章 まぼろしの「3行合併」
4章 外堀埋める金融庁検査
5章 ついに合併に合意
6章 怪しい雲行き
7章 突然の破談通告
8章 上場へ仕切り直し
9章 行内闘争の混乱
10章 退任を覚悟
11章 消えた銀行
1963年東大法卒、大蔵省入省。
東北財務局長などを経て92年茨城銀行入行。
98年から頭取を務め、県内の関東つくば銀行といったん合併に合意しながらも破談。
2008年に頭取を退任した2年後、茨城銀行は関東つくば銀行に吸収合併された。