- ジャンル
- 小説
- ISBN
- 978-4-434-24571-8
- ページ数
- 336ページ
- 判型
- 並製本 文庫判
- 発売日
- 2018年4月24日
- 価格
- 定価660円(本体価格600円)
- 分類コード
- 0193
紅葉舞う
鬼女は伝説になった
鬼女紅葉伝説における「紅葉は鬼女か、貴女か――」
その評価は分かれるところだが、これこそが本作の主要なテーマである。
紅葉が出身の会津を離れ、京に上るには理由がある。それは、朝廷を揺るがせた大事件に端を発していた。
その出生に謎を持つ紅葉は、父笹丸から仇討ちの謎を受け継ぐ。2つの謎が一向に解けぬまま、自身の生に終焉が近づいていることを覚る。
奥信濃に伝わる鬼女紅葉伝説の謎にせまる時代小説。