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書籍紹介

増訂版 出雲とヤマトと邪馬台国

―古事記の深層― 弥生歴史物語

藤原 淳詞 著

ジャンル
論文・学術書・参考書
ISBN
978-4-434-28427-4
ページ数
132ページ
判型
並製本 B6判
発売日
2021年1月21日
価格
定価990円(本体価格900円)
分類コード
0021

内容紹介

三種の神器、出雲国譲り、神武東征、邪馬台国……
大国主とは?卑弥呼の正体は?
数々の謎の答えがここに
弥生時代1000年の歴史を、古事記の新解釈で紐解く!

本書の最大の特徴は、古事記の『上つ巻』と『中つ巻』の事柄が、縦列ではなく並列で進行する同時期の歴史と定義したところです。これは、もとは一つだった真の歴史から、天地の創成や神と地方有力者との繋がりを説く神話が創造され、天皇の御代と切り離して『上つ巻』が書かれたという著者の持論によるものです。
そして、日本人の遺伝子的特徴や言語、支那大陸や朝鮮半島の歴史、さらに出雲出身者ならではの気づきや視点を加味し古事記の深層にせまります。
なお、本書は令和元年九月に出版した初版を大幅に加筆修正し、巻末に登場人物(神)の系譜を加えた増訂版です。

もくじ

はじめに
略年表(物語概要1〜4)
第一章 この物語の根底にあるもの
第二章 大和国と邪馬台国は、どちらもヤマト国
第三章 出雲のあけぼの
第四章 出雲王国の誕生
 其の一 出雲とヤマトをつなぐキーマン迩芸速日命
 其の二 出雲で「国引き」神話
 其の三 「神在月」のはじまり
 其の四 あだかや神社のタキキヒメ
第五章 ヤマト国誕生秘話
 其の一 熊野で「八咫烏」神話
 其の二 二度目の神武東征
第六章 大国主神の時代
 其の一 五人の大国主が治めた出雲王国
 其の二 建内宿祢誕生とヤマト国の反撃
第七章 九州制圧とヤマト王権の誕生
 其の一 日向三代から神功皇后へ
 其の二 ヒミコになった神功皇后
 其の三 出雲完全国譲りと応神東征
おわりに
巻末 登場人物(神)系譜

もくじ

1968年生まれ、島根県出雲市出身。20歳台前半から古事記や出雲地方の古代史について考究し、以降30年近く自由な発想で持論を積み重ねて来た。

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