- ジャンル
- 小説
- ISBN
- 978-4-86476-240-3
- ページ数
- 194ページ
- 判型
- 上製本 四六判
- 発売日
- 2014年11月10日
- 価格
- 定価1,650円(本体価格1,500円)
- 分類コード
- 0093
西南戦争遺聞「第二の維新への彷徨」
この作品は、西南戦争の戦いの陰で、僅か1ヶ月の試みとはいいながら、肥後北部の小さな温泉町・山鹿で施行された自由民権政治への胎動を描くものです。
「第二の維新」を夢見た熊本協同隊の若者達は、西郷隆盛率いる薩軍に与して政府軍に戦いを挑みますが、圧倒的な兵力を誇る政府軍に押され、九州山地への彷徨へと追いやられて行きます。
西南戦争遺聞としたのは、世間に知られていない話という意味です。
松見 正宣(まつみ まさのぶ)
昭和17年(1942) 京城府南山区(現・韓国ソウル)生まれ
昭和21年(1946) 熊本県山鹿市に引き揚げ帰国
昭和36年(1951) 熊本県立鹿本高校卒業
昭和40年(1965) 関西大学法学部法律学科卒業
昭和40年〜平成10年(1988)
NHK記者、大阪放送局広報部長で依願退職
平成14年(2002)〜平成18年(2006)
東大阪市長を務める
その後 大阪芸術大学放送学科客員教授、
(社)大阪市人権協会副理事長を歴任
現在 大阪経済法科大学アジア研究所客員教授
ふるさとやまが大使(熊本県山鹿市)
みやま市市史編集委員(福岡県みやま市)