- ジャンル
- 小説
- ISBN
- 978-4-86476-415-5
- ページ数
- 46ページ
- 判型
- 並製本 B6判
- 発売日
- 2016年7月9日
- 価格
- 定価880円(本体価格800円)
- 分類コード
- 0093
本能寺の変
関ヶ原合戦
大坂夏の陣
慶長五年、小倉藩の御用商人となった初代亀屋、早水利兵衛は何を見聞し、どのような役割があったのか?
残された文物を読み解き、直系の子孫が描くヒストリー。
細川家家臣の早水(はやみず)(源・みなもとの)満久の次子満重(みつしげ)が、本能寺の変、関ヶ原の合戦を経て、どのようにして小倉細川藩の御用商人亀屋利兵衛(かめやりへい)となったのか、又小倉城の築城(大規模改修)や、それ以後の城下の様子を、今までになく商人の目を通して描く。藩主細川忠興公と利兵衛の関係は、江戸幕府の黎明期においてまだ身分制度も確立されておらず、貨幣経済の発達により次第に力をつけてくる商人の重要性から、遠戚ということも加味されて、大坂夏の陣陣中見舞いのことからも、後世思う以上に、肝胆相照らす入魂の間柄であったことを書き表す。
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