- ジャンル
- 小説
- ISBN
- 978-4-86476-725-5
- ページ数
- 108ページ
- 判型
- 並製本 B6判
- 発売日
- 2019年9月14日
- 価格
- 定価1,100円(本体価格1,000円)
- 分類コード
- 0093
港町レトロの唄(改訂版)
港湾で働く横路ヤマトは訪れる港で女性に恋をする。
退役軍人の父親に厳しく育てられたヤマトは、父の好きな拳骨と国家が嫌いだった。ヤマトは親と離れて楽しい人生を送りたいと思った。
恋した女性は、門司港のシュンから小樽港のユウまで七人いた。ヤマトの恋と人生は、どうなることだろうか。
小樽のレストランで、女性店員は膨らみのあるワイングラスを用意してきた。彼女の目元がロゼワインの色をしていると、ヤマトは感じた。
女の名は裕子と言った。ヤマトはユウと勝手に名付けることにした。
「赤ワインはありますか」
ヤマトが尋ねると、
「ミディアムボディでアルコール度数十二パーセント、熟したブルーベリーの香りと味のする赤ワインがございます」
ユウはワインに詳しい対応だった。
さて、読者よ、ヤマトと共に、ヤマトとユウとの恋を歩まれよ!
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