- ジャンル
- エッセイ・ノンフィクション
- ISBN
- 978-4-86741-226-8
- ページ数
- 204ページ
- 判型
- 並製本 四六判
- 発売日
- 2024年1月28日
- 価格
- 定価1,100円(本体価格1,000円)
- 分類コード
- 0095
歴史の小径
景色・音・時の匂いに誘われて……
旅先で風の匂いを感じ、時の移ろいの中で、その土地の風土と人が織りなす空気に身をゆだねながら書き綴った歴史エッセイ集です。
人が拠りどころとしてきたものに“揺らぎ”を感じてしまいがちな今の世…。
そんな“時代の崖(がけ)”を目の前にして、人の世のあり様(よう)を静かに問う言葉の数々…。
史実を手がかりに、京都で、飛鳥で、美濃で、北陸の地で……、路を往き、日々表情を変える空を眺め、水音を聞き、往古(いにしえ)の世からその地に息づく人の気配に耳を傾ける。
人の匂いがする“景色”に寄り添いながら、己の立ち位置を確かめる道行(みちゆき)の小著です。ともに歴史の迷い道(ラビリンス)に思いを馳せて頂ければ幸いです。
※この書籍はAmazon.co.jpのみで販売します。