- ジャンル
- エッセイ・ノンフィクション
- ISBN
- 978-4-86741-270-1
- ページ数
- 224ページ
- 判型
- 並製本 四六判
- 発売日
- 2024年8月26日
- 価格
- 定価1,320円(本体価格1,200円)
- 分類コード
- 0025
ナゼか魅かれる岬旅
そこに岬があるかぎり
岬は、一見、人気(ひとけ)のない所だと思われがちである。しかし、そこには必ずと言っていいほど人が関わってくる。
小動岬と太宰治、日御碕と小泉八雲、稲村ケ崎と歌川広重、北里柴三郎、燈明崎と山本周五郎、長者ケ崎と泉鏡花、劒崎と牧水、足摺岬とジョン万次郎、観音崎とガリバー……。著名人に限らない、地元で暮らす人々、旅人もまた、岬と関わり合う。
著者は、岬旅の紀行エッセイを執筆し続ける中で、「岬は、自然界と人間界が融合する世界」という視点を得るに至った。だからこそ岬は面白く魅力的だという。岬に興味を抱く人にとって、本書は、その興味を更に広げてくれるだろう。
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