- ジャンル
- ビジネス・情報・社会
- ISBN
- 978-4-86476-783-5
- ページ数
- 212ページ
- 判型
- 並製本 B5判
- 発売日
- 2020年1月30日
- 価格
- 定価2,750円(本体価格2,500円)
- 分類コード
- 3034
生産管理システムの理論と実践
IoT(Internet of Things:モノのインターネット)、ロボット、AI(人工知能)、ビッグデータ等の先進技術を活用することで、新たな価値を創出し、地域、年齢、性別、言語等による格差なく、多様なニーズ、潜在的なニーズにきめ細かに対応したモノやサービスを提供することのできる新たな時代「Society 5.0(ソサエティ ゴーテンゼロ)を迎えようとしている。
製造業の生産管理においては、IoT の概念はM2M やサイバーフィジカルシステム、MESなどといわれ古くから存在したが、生産管理業務の全体像と経営戦略における真の目的が不明確なままIoT 活用が叫ばれており、経営戦略を実現させるための手段の1 つである一技術が、必要以上にもてはやされていることに対し危惧している。さらに生産管理の全体像が見えないまま、やみくもにIoT 活用を推進することは危険である。
本書は、初めて生産管理を学ぶ学生や、これから学ぼうとしている社会人を対象にまとめた入門書である。
企業における生産管理システムの理論と実践の両方を理解することを目的とし、広義の生産管理業務を、講義形式による解説と、実際の生産管理パッケージシステムを用いた操作の演習形式にてまとめているところが特徴である。
本書を通じて、広義の生産管理業務の理解を深めることの一助となれば幸いである。
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