日本では250年ほど前、杉田玄白たちが西洋医学を導入し、近代的な医学がはじまった。
しかし、杉田玄白たちは巨大な西洋医学の全貌を的確に捉えることができなかった。その重要な部分が見逃された。彼らは樹木の地上部分を見たが、その根っ子の存在を認識することができなかった。
そしてその欠陥は、現代の医……
- ジャンル
- エッセイ・ノンフィクション
- 発売日
- 2024年9月30日
- 価格
- 定価1,980円(本体価格1,800円)
日本では250年ほど前、杉田玄白たちが西洋医学を導入し、近代的な医学がはじまった。
しかし、杉田玄白たちは巨大な西洋医学の全貌を的確に捉えることができなかった。その重要な部分が見逃された。彼らは樹木の地上部分を見たが、その根っ子の存在を認識することができなかった。
そしてその欠陥は、現代の医……
当たり前だが、今や誰も市村鉄之助や坂本龍馬、篤姫と和宮にインタビューは叶わない。結局歴史とは、解釈に尽きるのではないか。しかし、真実・真相の周辺の事実をできる限り知らねばならないのである。
歴史学者は一級史料で明らかになった事実を元に私論を述べるのが常で、仮設に基づく大胆な推論は否定する。しかし、……
何も出来ないと思っていた。昔から何をしても失敗ばかりしているので能力など恵まれた人を見ると、神様はなんて不公平なんだと思っていた。何事にも臆病になって、後ろ向きの考えばかりしていた。
でもそんな考え方を少し変えるだけで、急に見えてくる景色が変わり始めた。私は恵まれている、そう思えるようになった。も……
信じること愛することを封印し札幌に流れ着いた葵京介は、塾の臨時講師を引き受け、そこで出会った少女・マリアに家庭教師を依頼されるが、彼女の母の不幸をきっかけに事件に巻き込まれていく。その背景にはマリヤの出生が…。
葵と友人二人はマリヤを救うべく奔走する。
否応なしに人と関わり、葵の心境に……
鈴木大拙、西田幾多郎の両氏は東洋思想を軸として宗教の本質にまで鋭く切り込み、数多くの理論や哲学を構築しています。
本書では両氏の思想をできるだけ平易に読み解き、その思想が親鸞聖人の教えとどのようなつながりをもつのか、そして現代に生きる私たちにまで届く仏教とは何なのかを探っていきます。