嫌われ者の60歳が、定年退職を契機に、フランスからスペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラまでの800キロを歩く巡礼の旅に出る。「なんとかなる」という「軽薄」な性格と行動で乗り切ろうとするが、巡礼はそう生易しいものではない。歩いても、歩いても遠すぎるサンチャゴ。毎日のように直面する厳しさにくじけそうになるが、……
- 発売日
- 2024年12月19日
- 価格
- 定価1,320円(本体価格1,200円)
- ページ数
- 176ページ
- 判型
- A5判
嫌われ者の60歳が、定年退職を契機に、フランスからスペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラまでの800キロを歩く巡礼の旅に出る。「なんとかなる」という「軽薄」な性格と行動で乗り切ろうとするが、巡礼はそう生易しいものではない。歩いても、歩いても遠すぎるサンチャゴ。毎日のように直面する厳しさにくじけそうになるが、……
フィリピン激戦地慰霊紀行。「バターン死の行進」、レイテ沖海戦、神風特攻隊、レイテ島決戦、ルソン島北部での持久戦、それらはどのようなものだったのかを著者は調べ、そして自身でその地に出向き語る。さらには、山下奉文大将と本間雅晴中将の終焉の地を訪ね、彼らの最期を想う。そして紀行の最後には、日本軍将兵の収容所と墓地跡……
タレントのYOUさんがオススメする一冊。
そっと開いたページにある“お守りことば”が、あなたのこころを優しく照らします。
人のこころは弱いもの。だからこそ、生きていく中で自分が進む方向を確認できる人やモノが必要です。
これまでの約20年、JUMIKOは巫(かんなぎ)として独……
香港、ヴィーン、東京。三つの都市を背景に、身分の曖昧さ、言語の差異、記憶の真実、愛と欲望などを描いてたErik Takamiのデビューエッセイ集(限定200部)。
以實驗性既港式白話文為基調,混合中英日?文,將香港人起過去十年既文化身分問題,連同對藝術、兩性關係、語言既反思,寫入十三篇精選……
著者の緊急搬送、手術、入院、リハビリの経緯と退院後の生活を書いています。
特に脳に関わる病気に苦しまれた方に読んでいただきたいです。
※この書籍はAmazon.co.jpのみで販売します。
大分合同新聞「灯」とともに13年余
今どきのこと
生まれ住まう臼杵のこと
不肖私のことなど
あんなことこんなことの540字
日本では250年ほど前、杉田玄白たちが西洋医学を導入し、近代的な医学がはじまった。
しかし、杉田玄白たちは巨大な西洋医学の全貌を的確に捉えることができなかった。その重要な部分が見逃された。彼らは樹木の地上部分を見たが、その根っ子の存在を認識することができなかった。
そしてその欠陥は、現代の医……
本書は、重なる偶然により、当時世界のトップハーピストでフランス音楽界の巨匠として活躍していたリリー・ラスキーヌに、若きハーピストの著者が個人レッスンを受けられるようになった経緯から始まります。
著者が、4年余りパリに滞在して受けたラスキーヌのレッスンの中で、ハープの演奏技法、音楽に対する考え方、そ……
岬は、一見、人気(ひとけ)のない所だと思われがちである。しかし、そこには必ずと言っていいほど人が関わってくる。
小動岬と太宰治、日御碕と小泉八雲、稲村ケ崎と歌川広重、北里柴三郎、燈明崎と山本周五郎、長者ケ崎と泉鏡花、劒崎と牧水、足摺岬とジョン万次郎、観音崎とガリバー……。著名人に限らない、地元で暮……
ド・ロ神父は、アジア地区で宣教活動をするフランスに本部のあるパリ外国宣教会の宣教師として日本に1868年赴任し、1879年より長崎の出津に主任司祭として赴任しました。
出津の土地は痩せていて、とても貧しい村でした。神父は貧しい人々に自立した生活を出来るようにいろいろな事業を起こしました。 ……
この理不尽な世の中に少し喝を入れたく強く優しく面白く表現致しました。老若男女問わず一度はお読み頂きたい一冊です。
※この書籍はAmazon.co.jpのみで販売します。
20世紀に医療技術の爆発的な発展があり、医療は大きく変貌した。しかし、巨視的に見れば、それは医療全体のごく一部にしかすぎない。現在でも、医療の大部分で、数千年来の医療が必要である。しかし、それは見失われてしまっている。
ところで、これに気付いた先人がいる。米国のルイス・トマス、そして英……
東海地方の実家を皮切りに、関西、東京、東北、北海道、ハワイから、ペルーの地方都市まで、大小合わせて27回を数えた、引っ越し半生記!
小学生時代のはじめての子供部屋から母の介護目的の同居のためのUターン、国際結婚や、親戚留学生の居候まで、著者「にせろこ」の人生と「引っ越し」は、切っても切れない、パズルのよ……
川端康成は幼くして相次ぐ肉親の死に遭遇し、十五歳にして天涯孤独の身となる特異な生い立ちを持つ。孤児の感情、孤独の影という宿命を川端は生涯背負うことになるが、その宿命を川端はどのように受け止め、どのように克服し、ノーベル賞作家にまで上り詰めたのか。その淵源である川端の青春が如何なるものであったのかを、青春日記を……
歩き好きの超高齢男性三人組の「奥の細道」道中記です。
芭蕉と曽良の足跡を辿り、数日ずつ延べ52日間かけて往路は徒歩、復路は主に車で訪ねます。
一日ずつ筆者が見聞したこと、感じたことを800字エッセイで記述し、読みやすくなっています。
『奥の細道の通し歩き』を読書で疑似体験してみたいという年配……
全ての技術者よ!新たな“技術のこころ”を持て!
人類は、絶滅か進化の瀬戸際に立っている!
人類は、技術を進化させてきたが、惑星限界が近づいている。
家事は技術に支えられ、自分で火をおこすことや、川から水をもってくることもなくなった。まるで楽園のような生活を送っている。
しかし、……
伯方島で白寿を迎えるエミ子さん。瀬戸内の島にいる普通のばあちゃんだけどまわりの人はいつもエミ子さんに会うと感動と尊敬を感じずにいられない。エミ子さんの自立した自然体の生き方を、孫が撮りためた写真とインタビューで紹介、人生100年時代を生きる知恵を学ぶ。
母の「お前はやさしい子」だねの言葉が、彼女を「やさしい人になりたい」と、方向づけた。
人間の「心の闇」の中、やさしさを支える強さを、探り続ける。
※この書籍はAmazon.co.jpのみで販売します。
混迷する未来へのヒントを与える箴言の贈り物
読む楽しみが味わえる文学とも哲学ともつかない玉手箱のような随筆集
関東にあるお寺と仏像を紹介。
きっと、あなたも会いに行きたくなる。
旅先で風の匂いを感じ、時の移ろいの中で、その土地の風土と人が織りなす空気に身をゆだねながら書き綴った歴史エッセイ集です。
人が拠りどころとしてきたものに“揺らぎ”を感じてしまいがちな今の世…。
そんな“時代の崖(がけ)”を目の前にして、人の世のあり様(よう)を静かに問う言葉の数々…。 ……
あの名作『砂の器』を撮った野村芳太郎監督とは何者なのか?
映画監督といえば本来芸術家であるが、筆者は、あえて映画会社の社員と置き換え、野村芳太郎監督を異なった視点から考察した。そこから見えてくるものは、サラリーマンの“悲哀”“プライドと不屈の精神”“希望”である。
なお、本編では主要10作品の映画……