- ジャンル
- エッセイ・ノンフィクション
- ISBN
- 978-4-86741-266-4
- ページ数
- 84ページ
- 判型
- 並製本 A5判
- 発売日
- 2024年8月1日
- 価格
- 定価1,100円(本体価格1,000円)
- 分類コード
- 0098
ド・ロ神父の埋もれていた12通の手紙
禁教令解除後の宣教の苦難
ド・ロ神父は、アジア地区で宣教活動をするフランスに本部のあるパリ外国宣教会の宣教師として日本に1868年赴任し、1879年より長崎の出津に主任司祭として赴任しました。
出津の土地は痩せていて、とても貧しい村でした。神父は貧しい人々に自立した生活を出来るようにいろいろな事業を起こしました。
1865年隠れキリシタンが発見された時以来、出津の人たちはキリスト教徒として認められていましたが、理由も分からず急に認められないと司教から言われたためにド・ロ神父は、キリスト教徒としての精査をしなければならなくなり、その苦悩は深いものでした。その上、疫病や飢饉に信徒と共に闘わなければなりませんでした。
ド・ロ神父の手紙は無いと言われていましたが、パリ外国宣教会に保管されていた手紙からこれらのことが分かります。
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