- ジャンル
- エッセイ・ノンフィクション
- ISBN
- 978-4-86741-330-2
- ページ数
- 156ページ
- 判型
- 並製本 B6判
- 発売日
- 2025年6月14日
- 価格
- 定価1,100円(本体価格1,000円)
- 分類コード
- 3036
人間関係づくり 気づけない自分 がいるってわかる?
「気づき」には、「あっ、可愛い子」のような本能のままの気づきや状況を察知して「これやばいんじゃないの」と危険を感じる気づきなどさまざまあります。厄介なのは、「モラハラ」とか「カスハラ」「パワハラ」のように空気を読めない、気づけないことです。それは未熟、傲慢、傲り、幼稚などの人間性の問題ですが、なぜそのようなことが起きるのでしょう。それは、自分が高いところにいると勘違いしているからではないでしょうか。見晴らしの良いところでは、目の上や目の前よりもとかく下の方を見ることがありませんか。一緒にはならない理屈ですが、確かにこれ以上高いところがないと、自ずと目は下を向くでしょう。はじめから高いところにいる人はいませんから、徐々に上っていって気づいたら高いところに立っていたのかも知れません。居心地がよくて下りたくないから、いつまでも上から目線で見下したり、軽蔑したり、あざ笑ったりする人がいます。これは極端な話ではありません。人は、自分の肩書きや地位、立場によって無意識に相手の人権を無視していることがあります。それは当然、言葉や態度に現れます。でも、でも、その人が回りの顔色に気づいたり、誰かにアドバイスされて反省したりするようであれば、自然に気づきを実感します。本書では、「モカシンを履いて、1マイル歩く」というネイティブアメリカンのことわざを解説した心理学者のモレノ夫妻を例に挙げるなど、分かりやすく紹介します。
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