- ジャンル
- 論文・学術書・参考書
- ISBN
- 978-4-434-15521-5
- ページ数
- 204ページ
- 判型
- 並製本 B5判
- 発売日
- 2011年3月30日
- 価格
- 定価3,080円(本体価格2,800円)
- 分類コード
- 3054
電気回路入門II
本書は『電気回路入門I』に引き続き,電気回路に関する諸事項のうち微積分の知識を必要とするものを扱う.本書も『電気回路入門I』と同じく群馬工業高等専門学校電子情報工学科における電気回路の講義をもとにしている.本書で前提としている微積分に関する知識は基本的に一変数に関するもの(微分方程式を含む)であるが,第6 章および第7章では偏微分に関する知識を用いている.級数の収束あるいは積分の存在に関しては数学的に厳密な議論は行なっていない.これは,厳密な議論をするために必要な数学の知識の修得が高等専門学校では不十分であることと,電気回路ではほとんどの場合は厳密な議論を行なわなくても十分であることによる.なお,本書では正弦波定常状態の電気回路は簡単に取り扱い,詳細は『電気回路入門I』に譲る.
大豆生田 利章(おおまめうだ としあき)
1967年 栃木県生まれ.
1989年 東京大学工学部電子工学科卒.
1994年 東京大学大学院工学系研究科電子工学専攻博
士課程修了,博士(工学).
千葉大学工学部情報工学科助手・群馬工業高
等専門学校電子情報工学科助教授を経て,
2007年 群馬工業高等専門学校電子情報工学科准教授