- ジャンル
- 小説
- ISBN
- 978-4-434-16590-0
- ページ数
- 426ページ
- 判型
- 上製本 四六判
- 発売日
- 2012年4月23日
- 価格
- 定価1,676円(本体価格1,524円)
- 分類コード
- 0093
孫達の城下町
秘剣水面・第一話
「人間は皆父母の子として誕生するが、祖父母にとっては孫であり、孫でない子は一人もいない」
この言葉を世界に通じる言葉として受け止め、武士の次男、三男に生まれた部屋住みの若者に光を当て、隠居達が汗を流す。
その陰で冴える水面流秘剣の技とは……
不言3の新手法による時代小説。ここに誕生。
*如何なる危難にも血を流さず命も取らずに切り抜け、お役目を果たし無事帰って参れ。
*諸国を巡る若者達四人が苦難の末に手にした物は。
*城下町普請に汗を流した下級武士の隠居たちの三年は。
*海道藩(架空)元奥祐筆頭水森道之進が目指した「人が集いて賑わう城下町」の完成は。
<著者プロフィール>
田晴金兼(たばる・ごうけん)
名古屋市内在住
1932年2月岩手県花巻市生まれ
青年学校卒
会社定年後、代理店業、執筆を始める。