- ジャンル
- 思想・哲学
- ISBN
- 978-4-434-19162-6
- ページ数
- 134ページ
- 判型
- 並製本 新書判
- 発売日
- 2014年5月30日
- 価格
- 定価1,760円(本体価格1,600円)
- 分類コード
- 3210
スピノザから仏陀へ
修行としてのスピノチズム
建設現場と農業という、アカデミズムから最も遠い場所に立つ著者が、スピノザへの敬愛とブッダヘの尊崇から、スピノザの様態論を縁起の思想として読み解き、スピノザのエチカ(倫理学)の所在を、十二支縁起の「行」の生成に探索する。
また道元とウィトゲンシュタインの思想を手がかりに、菩提道場(修行の場)としての日常生活の構造の解明を試みる。
塩田冬彦(しおだふゆひこ)
1970年東京生まれ
1993年北海道大学理学部生物学科動物学専攻課程修了
1995年法政大学大学院英文学研究科修士課程修了
現在伊豆諸島三宅島にて建設作業員として働きつつ、自然農法や熱帯果物の栽培に取り組んでいる。