- ジャンル
- 思想・哲学
- ISBN
- 978-4-434-20417-3
- ページ数
- 224ページ
- 判型
- 並製本 四六判
- 発売日
- 2015年4月10日
- 価格
- 定価1,650円(本体価格1,500円)
- 分類コード
- 0010
強迫性障害と不安のただなかで、あるということの単純さを見いだし、非二元シーンに突然現れたジョーイ・ロット。スピリチュアルな探求者が陥りがちな落とし穴を指摘しながら現実の単純さを指し示す『しなくてもいい努力』、個別の自己の不在を実際に確かめるためのガイド『誰もいない』の2冊に、動画シリーズ Nothing In The Middle からセレクトした20のQ&Aを加えて翻訳した日本独自編集版。
日本語版へのまえがき
(1) しなくてもいい努力 今すでにあるものへの直接の道
はじめに / たどりつくのは思ってるほど難しくない / 壮大な観念 / 自己の存在を否定すること / 賛成の反対は... / 非二元と現象 / 信じること / もっと深い理解 / 正しい系統 / ヨガ/ 瞑想 / 意識拡大物質 / 好ましい変化 / プラス思考 / もっとしっかりと今にいる / マインドから抜けられない / 時間が必要(時間を確保するために) / シャドウ / エゴ / 分離感がある、一体感がない / 選択はある? ない? / 「私」または真我を見つける / 危険についての思考 / 安定 / 恐れがなくなる / 「スピリチュアル」な経験 / あと少しで / 先生に会う / 食べ物 / 頭ではわかっているけど... / まだそれを生きていない / 思考を止める / 観察者になること / 幻想を消す方法 / 消えるという恐怖 / 自分がいないことの悲しみ
(2) 誰もいない あるということの単純さに気づくためのガイド
はじめに / 求めているって、なにを? / なにも変わらない / 知覚 / 自己探究 / 思考 / 視覚 / 聴覚 / 感触 / 関係 / 終わりも到達もない
(3)非二元についてのQ&A 動画シリーズ Nothing In The Middle より
サット・チット・アーナンダ / すべてを解き明かした人 / ラベルや解釈を現実に重ねる / 意識は個人のものか / 自分についての思考 / エックハルト・トールの美しい表現 / ニサルガダッタ曰く / 自由意志がないとは思えない / 意識のありか / 今あるものとは? / 言葉の意味 / 個人的視点の消滅 / 目覚めた人に会いに行くこと / 決められない / 見方を変えるには / 「自分」が消滅する経験 / 境界はやっぱりある / 探求を終わらせたい / 性質がないもの / 複数のここ?
訳者 古閑博丈 Hirotake Koga
鹿児島県生まれ。訳書にサリー・ボンジャース編『わかっちゃった人たち』(ブイツーソリューション) 、グレッグ・グッド『気づきの視点に立ってみたらどうなるんだろう?』、J・ジェニファー・マシューズ『ただそのままでいるための超簡約指南』、ネイサン・ギル『すでに目覚めている』(いずれもナチュラルスピリット) 他。