- ジャンル
- 思想・哲学
- ISBN
- 978-4-434-24474-2
- ページ数
- 136ページ
- 判型
- 並製本 B6判
- 発売日
- 2018年4月20日
- 価格
- 定価815円(本体価格741円)
- 分類コード
- 0011
この世界はバーチャルリアリティである
理論・科学による証明・解析
例えば霊を見た場合、それが脳活動の異常や幻想により引き起こされた、架空の視覚情報であると言われてしまえば、その可能性は否定できない。
しかし予知夢については、たとえ寝ぼけている状態や幻想で見たと言われても、行った事の無い場所の光景を事前に細部まで知っているという事自体が、物理的に有り得ないのである。
たとえ寝ぼけていても、どうやって未来の情報を事前に知る事ができると言うのか。
いくら幻想でイメージを作ったとしても、細部まで一致した未来の情報を作る事はできないので、幻想であっても『予知』は確実に起きていたと言える。
目が覚めていても、睡眠中でも、寝ぼけていても事前に知るという事自体が、物理的に有り得ないのである。予知夢では細部まで未来の光景を記憶しており、決して偶然ではない。
よって、霊を見た場合に良く言われる、脳活動の異常や幻想や寝ぼけている状態などにより、実際には存在しない視覚情報を見たのではないかという否定が、予知夢では使えない。
何故なら、たとえ予知夢を寝ぼけている状態や幻想で見たとしても、『少なくとも未来の情報を事前に知っているという事自体は物理的におかしい』と言えるからである。
全ての状況(目が覚めている状態、寝ぼけている状態、睡眠中、脳活動の異常がある状態、幻想を見ている状態)で、未来の情報を決して知る事ができないはずなので、少なくとも現代物理の法則に100%反した『予知』であったと証明できる。
現代物理学においても予知の事実が観測されている。
予知の仕組みの理論的解析は、この世界の構成をも明らかにする。