- ジャンル
- 論文・学術書・参考書
- ISBN
- 978-4-434-24745-3
- ページ数
- 212ページ
- 判型
- 並製本 A5判
- 発売日
- 2018年6月30日
- 価格
- 定価1,760円(本体価格1,600円)
- 分類コード
- 3081
日本語言始
ソシュールは「ことば」を記号と考えて言語学を築きました。時枝誠記は「ことば」を表現と理解の活動と考えて主体の働きを文法に取り入れました。
「ことば」とは単なる記号なのでしょうか。私たちは「ことば」でどのように世界を認識できるのでしょうか。また主体的であることができるのでしょうか。
日本語の歴史と文法研究から遡って「ことば」の獲得過程・形成過程を推測し、「ことば」の持つ特徴と働きについて考えます。