- ジャンル
- 論文・学術書・参考書
- ISBN
- 978-4-434-35041-2
- ページ数
- 388ページ
- 判型
- 上製本 A5判
- 発売日
- 2025年2月19日
- 価格
- 定価3,300円(本体価格3,000円)
- 分類コード
- 3021
宮本武蔵 熊本で生きる
没後380年に贈る。
終焉の地熊本から、宮本武蔵研究の集大成。
いま宮本武蔵の名が世界に名高いのは『五輪書』の力。武蔵兵法は熊本で完成した。熊本の武蔵を知らずして武蔵は語れない。著者・武蔵研究40年の総まとめ。
戦国末期から江戸泰平の時代への転換期を、兵法家としてどういう思いで生き、晩年になぜ熊本へ来て、どのように過ごし、何を成したのか。細川藩主・藩士らとの交流、武蔵筆水墨画の解説、『五輪書』執筆の過程、小倉の宮本伊織との関係など、本当の宮本武蔵を知ることができます。
新史料も発掘され、これらの考察も含めた最新の武蔵研究。終焉の地熊本から、改めて武蔵の生涯を概観したうえで、最晩年の熊本での五年間を考察。もし熊本に来ていなかったら、武蔵の勝利の哲学も、芸術も、現代にまで届かなかった。武蔵の真の評価は熊本で定まった。本書を読まずして武蔵は語れない。