- ジャンル
- 論文・学術書・参考書
- ISBN
- 978-4-86476-275-5
- ページ数
- 392ページ
- 判型
- 並製本 B5判
- 発売日
- 2015年2月12日
- 価格
- 定価6,820円(本体価格6,200円)
- 分類コード
- 3341
グラスマンの外積代数と理工学解析への応用 改訂増補版(D巻)
V 特殊相対論への応用編/VI 電磁気学への応用編/VII 重力場理論への応用編
相対論編、電磁気学編、重力場編:
数学編で全く新しい数学表現を使ってグラスマンの外積代数を確立しました。この数学を使って相対論、電磁気学および重力場理論を体系化し、それで多くの解析事例を提示しています。それ故これらの各編を読む前に事前に数学編を理解しておくことが必要です。
<グラスマンの外積代数と理工学解析への応用について>
本書はHermann GrassmannのDie Ausdehnungslehre(Extension Theory)の本格的な研究書です。これを現代的に解釈し、使いやすさに重点を置いて用語と記号を現代的に書き換えて新しい表現で数学体系を確立しました。
オリジナルに忠実な“グラスマンの外積代数”であり、その核心部分は点外積と動標構であり、一貫してこれらの概念で数学体系を構築しています。その結果使い易くなり理工学解析への応用が容易になりました。
応用編はこの数学でさまざまな理工学分野の体系化を行い多くの問題を解析してその有効性を実証しています。特に輻輳した理工学問題には有効です。
それゆえ応用編を読む場合はこの数学編と併せて読む必要があります。
本シリーズの構成はA,B,C,D巻の4巻からなります。
<シリーズの構成>
A巻:I 数学編
B巻:II 力学への応用編
C巻:III 機構学への応用編/IV 制御理論への応用編
D巻:V 特殊相対論への応用編/VI 電磁気学への応用編/VII 重力場理論への応用編
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若木 喬(わかき たかし)
1963年東京工業大学大学院理工学研究科(機械工学)修士課程修了。
その後大手建設機械メーカにて大型建設機械の研究開発に従事する傍らHermann Grassmannとその著書Die Ausdehnungslehre(英訳版Extension Theory)の研究を行う。
本書の前身:新しい数学表現による理工学解析―グラスマンの点外積と動標構による―(2007年発行)