- ジャンル
- 思想・哲学
- ISBN
- 978-4-86476-384-4
- ページ数
- 94ページ
- 判型
- 並製本 新書判
- 発売日
- 2016年3月1日
- 価格
- 定価2,200円(本体価格2,000円)
- 分類コード
- 3210
スピノザから仏陀へ2
虚焦点としての神
スピノザの神を十二支縁起の流れに解体する、奔流のごとき破壊の書!絶対無限(実無限)としての神から、「行」の可能的反復(可能無限)としての神へ。作られないもの(無為法)ではなく作られたもの(有為法)である「無限」と「永遠」から、真の「恒常」たる「涅槃」へ。また「喩え」によって内縁起を外縁起に接続し、近代を主導した超越論的主体を解体する。法の三相のうち、無常を説く第一作に続き、無我を説く入魂の第二作。