- ジャンル
- 論文・学術書・参考書
- ISBN
- 978-4-86741-154-4
- ページ数
- 270ページ
- 判型
- 並製本 A5判
- 発売日
- 2023年9月30日
- 価格
- 定価1,200円(本体価格1,091円)
- 分類コード
- 3023
渋江保の民権思想
戦史思想と万国戦史の意義
渋江保は渋江抽斎の実子で、森鴎外の史伝、『渋江抽斎』の情報提供者であるというのが一般的な評価である。しかし、渋江保は森鴎外への単なる情報提供者としてだけではなく、教育者、ジャーナリスト、著述家、自由民権家として日本の明治期に活躍した人物である。本書においては、渋江保の再評価を行い、自由民権家として渋江保を捉え直し、清末中国の留学生や革命家に大きな影響を及ぼした渋江保の代表作『万国戦史』に焦点を当て、その意義について論述した。
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