- ジャンル
- エッセイ・ノンフィクション
- ISBN
- 978-4-86741-160-5
- ページ数
- 232ページ
- 判型
- 並製本 A5判
- 発売日
- 2023年5月22日
- 価格
- 定価1,100円(本体価格1,000円)
- 分類コード
- 0095
続・昭和サーティーズ
あの頃、まわりはすべて遊び場だった
生活と情報が豊かになり始めた昭和30年代。その頃幼少期を過ごしたボクらを「昭和サーティーズ少年」と呼ぶ。
多くの人の心に浮かぶ「懐かしい昭和」である昭和30年代。テレビが急速に普及し、自動車はまだまだ夢だったが、科学技術の発展がみんなの夢をかなえてくれた。
テレビゲームなんかなくても、コマとバイとビー玉があれば楽しく遊べたし、ケーキ屋さんなんかなくても、ロバのパン屋と飴細工に紙芝居、近所の駄菓子屋のあてもんがあればよかった。夏は、イノシシ山で闘牛(巨大なオオクワガタ)を捕まえるマタドールとなり、大川では必殺のY字戦法でジャコを一網打尽にし,ときにはアユの塩焼きを食する。冬になれば、つばき山で鳥もちと霞網を使ってメジロやウグイスと知恵比べ……
時代は移って令和となり、AIが幅を利かす世の中についていけない彼らは、「まわりがすべて遊び場だった」あの頃を、懐かしく思いだすのである。
※本書は、『昭和サーティーズ あの頃、まわりはすべて遊び場だった』(2015年 文芸社)の続編です。
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