- ジャンル
- 趣味・カルチャー
- ISBN
- 978-4-86741-281-7
- ページ数
- 80ページ
- 判型
- 並製本 B5判
- 発売日
- 2024年10月23日
- 価格
- 定価1,650円(本体価格1,500円)
- 分類コード
- 0095
湖底の戦車
幻の四式中戦車チトのゆくえ
浜名湖の湖底に眠る幻の戦車チトの話。太平洋戦争末期、アメリカ軍のシャーマン戦車に対抗できる唯一の戦車として、秘密裏に開発された四式中戦車チト。チトはすべて新たに設計し直して、当時の日本が持っていた最高の技術を詰め込んだ。しかし資材不足で2両の試作車が完成したのみ。2号車は終戦後にアメリカ軍に引渡されてアメリカ本土へ渡り、各種試験の後に爆破処理された。残る1号車は、終戦の5ヶ月前に渥美半島先端にあった試射場から帰る途中、三河田原駅を最後に行方不明になっていた。長年研究者や愛好家が探し求めたが、まったく手掛かりが掴めなかった。そして54年後の1999年、突如として進展があった。浜名湖北岸の三ケ日に住む元戦車隊の整備将校が、「チト1号車を浜名湖へ沈めた」と証言したのである。その後が大騒ぎとなった。本書は、チト1号車の誕生から浜名湖湖底までの軌跡と、チト1号車を受領した日本最強の戦車部隊を紹介する。
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