アメリカから帰国したコネも実績もないフリーのフォトグラファー・橘理恵はバイトで細々と暮らしていた。
そんなある日、ラジオから聴こえてきた新人歌手「ヒカル」の曲に理恵は驚く。
それは過去に自分が作詞したものだった…。
- 発売日
- 2006年12月20日
- 価格
- 定価1,572円(本体価格1,429円)
- ページ数
- 310ページ
- 判型
- B6判
アメリカから帰国したコネも実績もないフリーのフォトグラファー・橘理恵はバイトで細々と暮らしていた。
そんなある日、ラジオから聴こえてきた新人歌手「ヒカル」の曲に理恵は驚く。
それは過去に自分が作詞したものだった…。
母から子へと語り継がれる雪の物語を通して、命の重さ、生きることの意味を問いかける表題作の他、少年の心の成長過程を日常の中から掬い上げた「空のかけら」、若い夫婦の心象風景を情感豊かに描いた「こおろぎ」を収録。
生きるも死ぬも殺生の衝動もありふれた日常の中に潜んでいる。
YOSAKOIを舞う猫達。登山家を想い憂える白蓮の花。夢を見ながら死ぬために…。蒼い虚空で映るサイレント映画、浮かび上がる23のショートファンタジー。
1 サッカー
2 水曜日の手紙
3 お化け
4 新しい朝
※この書籍はAmazonにてペーパーバック版も販売しております。
ペーパーバック版は
「新潟少女監禁事件」は、あきらかに新潟県警の大うそと不祥事に次ぐ不祥事まみれの人災だった! その総てを怒りを込めて洗いざらいたたきつけ、事件を報じた新聞、雑誌記事等をもとに、事件史上初めて真相に迫る。
叔父の紹介で、企業の内部情報を収集する探偵として働くことになった加賀光代。「ビジュアル分析」を学び、決算書分析のノウハウを身につけた光代は、持ち前の鋭い観察力で、次々とさまざまな会社の内部事情を暴いてゆく!
―新しい小説のカタチ―
君と出会ってからのあっという間の一ヶ月・・・
出会い、淡い恋心、募る想い。
高まる恋心を日常の中で綴る日記風小説。
産業の発展にとってずば抜けて重要な特許権。特許を学び、
特許明細書の書き方を知り、えせ弁理士を追放せよ!
有意義な特許権を取得するために必要な最高の技術を、最高の理論と共に記載。
ある特許明細書技術者の物語。
圧倒的なリアリティで描く、「地下銀行」の第三章。
おなじみのインターネット宣伝屋の夢野とオフショアコンサルタントの三井を中心に金融のアンダーグラウンドを舞台にした大作。
初版発行から一ヶ月足らずで増版決定の人気作!
楽しいことや辛いこと
森羅万象に意識を向けた 法隆寺将成による19編の詩集。
日本中が祭り気分でわきかえっていたゴールデンウィークの昼下がりに起こった惨劇。極限状況での15時間半の壮絶なるドラマ!17歳の少年という犯人像、背景、動機に鋭く迫る!
「次はあなたを殺します・・・。」
よじれ系。
*よじれ系…笑いすぎて腹部がよじれてしまう事。
抱腹絶倒の田舎ポリスコメディー。
思い出のなかに甦る新宿、
そこに生きたゴミ屑のような存在の若者たち…。
誰かが口にする「新宿」という言葉の中に甦る新宿物語。
表題作のほか、
「影のない足音」「父の面影」など6編を収録。
いじめで学校に行けなくなった小学5年生の洋平、
隣に越してきたブラジル人のペペ、
幼なじみの優奈。友情、仲間、初恋、戦い、別れ、
少年のひと夏の奇跡の物語。
一番元気だったあの頃を思い出してみませんか?
相互にリンクする60編にも及ぶ物語詩集。
情景、時間帯や現象あるいは色彩、物や人等を介していくつかの物語が密接にだったり、
緩やかにだったりして結ばれている、遊び心も詰まった作品集。
ビリヤードの面白さ、楽しさ、上達の苦しみ、
そしてメンタルの不思議さを描いた待望の書。
馬と人を描くことにこだわってきた著者のユニークな香りのする作品集。
馬術界のかつての名馬アーサーにかかわる人たちの愛憎、 人生をもういちどやりなおしたい紅男、かれの白馬にかける祈りとは。
対外強硬論がまだ声高に主張され、 全能者は疑いの余地なくアングロ・サクソンであった20世紀初めに、 イギリス保護領ギルバート・エリス諸島の植民地高等文官制度候補生に任命された「私」が、 任地である島での日々を綴る。
平凡な女子大生・田中杏と、医大生・木内ひろしのライブコンサートでの運命の出会いから別れ、3年後の再会、結婚までを描く。ひたむきで真摯な男女の愛の物語。
実の世界で鬱々とした日々を過ごしている、たくさんの若者たちに贈る物語。
著者の高校時代の担任教師をモデルとし、読者に教育のあり方を問いかける表題作のほか、「いつも父がいた」「春いちばん」など、昭和の時代の風を感じさせる物語を集めた短編集。