非情美の詩をコンセプトに、独特の感性で現代社会の状況を鋭く照射した渾身の一作。
- 発売日
- 2012年11月30日
- 価格
- 定価1,100円(本体価格1,000円)
- ページ数
- 68ページ
- 判型
- B6判
非情美の詩をコンセプトに、独特の感性で現代社会の状況を鋭く照射した渾身の一作。
「元旦詩は1年間かけて題材を探し、選考し、自分の内部で熟成させたうえで、年末に執筆したもの。その時々の思いを瞬間冷凍したものである」
学生時代に出会った書籍により詩に魅了され、毎年の賀状に詩を書くことをルーティンワークとしたことにより生まれたのが今回の詩集。
「ルポエム」(ルポルタージ……
内面の変化と成長が、宇宙や自然という広い外の世界から照らし出される――
人間という存在の豊かさを感じさせる詩集
誰かを好きになったら
素直になればいい
「ペルシャのナポレオン」とも「最後のアジアの征服者」とも呼ばれたアフシャール朝の開祖、ナーディルシャーさえもが戦場にあって常に手元に置き、決断が鈍ったときにはこの「ハーフェズ詩集」にその判断を仰いだといわれます。
本書は困ったとき、悩みのあるときの最高の相談相手。
ハーフェズは決して……
大丈夫 このたった3文字が 果てしなく光輝くものに思える 無限に続く真っ暗な僕の中の宇宙というループを 照らし求めて温かく 抱きしめてくれる
(「大丈夫」より)
詩集。
猫は何を想い何を語るのか。
小さな猫たちと
彼らを愛するすべての人々に捧げる
待望の第三詩集。
引きこもりやイジメの経験から心のバランスを崩しながらも、独特の世界観で表現した出色のポエジー。心の傷口から滴る血液が凝固し、暗闇に彷徨うコトバを結晶化させた、戦慄すべき詩情に無限の可能性を見る。
本作品は詩人としての第一詩集。
俳句を始めて四度目の季節が巡っています。
一つの区切りとして、平成二十三年までに作った句の中から三〇〇句を集めて、第一句集を出すことを決めました。
句集名『月光下』は、私が、月を見るのが好きだからです。
桂信子の第一句集『月光抄』も意識しています。
―あとがきよ……
大切な人の突然の死で、心が深い闇に落ちてしまった方へ。
追悼。鎮魂の意を込めて。
慈悲慈愛の詩。
その心を包みたい。
愛する人、大切な人を、突然失った時の切なさ、悲しさ、苦しみ。
千切れそうになる魂の叫び、乾……
きこえてるだろ、ひずんだ世界のはずんだ足音が――
鳴海杏士の詩集第二弾。
この世を生きる人々が抱える希望と矛盾・喜怒哀楽を、現実と幻想の世界を行き来しながら綴りあげた、全54篇の浮世物語。
大切な人に想いを告げられないというつらさが、あの頃の僕にとって「日々を紡ぐ」ということだった。
はじめにより
数え切れないため息のひとつひとつが、心に沁みる詩となる。あふれる惜別の想いを哀切にうたいあげた作家・関谷秀夫の傑作詩集。
みんなから「変わっている子」と見られていた、15歳の女の子が、理想と現実のギャップに悩みながら書いた言葉の数々です。
その後、私にとって魅力的なミュージシャンに出会い、私も誰かの心を動かす存在になりたいと思うようになりました。
人生の壁にぶつかったとき、自分を見失いそうになったとき、私……
12歳の少女が、自分の心と真っ直ぐに向き合うことで生まれた、さまざまなメッセージ。
生きるということ、感じるということ、傷つくということ、思いやるということ、自分が自分であるということ。
生きている中で見落としていた、大切なもの
小学六年生のピュアな気持ちが、そっと心……
明るい日差し 差す朝に
コンコンコンと リズム良く
点字ブロックに 白い杖
蟻の触角 みたいだね
僕には聞こえぬ 杖の音
(「白い杖」より一部抜粋)
パンチの効いた表現が随所に見られる
異色の詩集。……
The Book of Valentines
そろそろチョコレートから卒業しませんか?
"本命"の彼には、あなたの気持ちを
「バレンタインの詩」で伝えましょう。
2月14日には貴女の好きな一編を選んで
"彼"にこの本を贈って下さい。
……