八十四歳の新人歌人誕生。
小木曽さんの短歌の特徴の一つは、集団を歌うということである。
仕事を通じて知り合った留学生たち、いま暮らしている高齢者住宅の仲間たち。
人々のある日の出来事を歌う。一生懸命な人々の、ちょっとお茶目な部分を描くことによって、もっとも人間……
- 発売日
- 2018年12月25日
- 価格
- 定価2,200円(本体価格2,000円)
- ページ数
- 152ページ
- 判型
- 四六判
八十四歳の新人歌人誕生。
小木曽さんの短歌の特徴の一つは、集団を歌うということである。
仕事を通じて知り合った留学生たち、いま暮らしている高齢者住宅の仲間たち。
人々のある日の出来事を歌う。一生懸命な人々の、ちょっとお茶目な部分を描くことによって、もっとも人間……
超過去と超未来をつなぐ蝉の声を通して現代社会に投げかける詩精神、大いなる自然に向かって錯乱する都会生活者の魂―空虚、問い、歌あるいは祈り―
和順高雄詩集「冬の庭に蝉が鳴く」
※この書籍はAmazon.co.jpのみで販売します。
歌わなくなったカナリアに、
何日間もじっと耳を傾けていたら、
やがてとうとう、また鳴き出したという逸話がある。
どんな罪人にも忍耐強く同じようにしたら、
いつか神さまの歌を思い出してくれるかもしれない。
そう信じて耳を傾け続けることが、本当の祈りなの……
「俳句という一行詩、独り言句集」
俳句の約束事「有季定型」などにこだわらない、自由なつぶやき、「独り言句集」。
俳句のすそ野が広がることを願って、コピーライティングの経験を活かし、自由律もある多様なタイプの句を詠んだ句集。俳句にくわしくなくても、気楽に、自由に楽しめる……
物理の詩情、エネルギー概念の新説。
時空と場全体を一つのエネルギーとみなし、
時空とは別の次元におけるエネルギーの歪みとして物質を考える。
時空はその次元からエネルギーがひろがりでたもの。
一頁一編の自由詩の形式をとり、思考をたどる詩情とともに、
少……
麻裳よし紀伊に息づく万葉歌
「俳句は想像力ではつくれない」(著者)
郷土和歌山の自然と歴史を愛おしみ、すべて自らの実体験から紡ぎ出した俳句の精髄がここに!
喪われてゆく日本人の人情と感性の機微が匂い立つ!
人間の本質は宇宙創造主たる至高の実在とひとつであり、
尽きることのない永遠なる生命そのものだ。
光は宇宙万物を生成する創造の母だが、
われら人類の真我は光以前から実在する神の輝ける炎に他ならない。
万人に内在する普遍意識としての神なる真我について、
……
「和歌と狂歌の歴史的分裂関係を解消せよ」という天の声に始まる長い旅を終えるにあたって、はっきりと見えてきたことがあった。とりわけ最後の「仮名遣いと五句三十一音詩」を書きながら、気がついたことである。それはなにか―。/私は近代短歌を相対化する試みに賭けてきたのである。/その実相、五句三十一音詩史に日本語史を重ね……
苦しみに遭ったなら苦しみに学ぼう。
悲しみに遭ったなら悲しみに学ぼう。
人生から真摯に学んでいる限り、そこには必ず神さまの叡智に満ちた教えが見つかる。
夜空にきらめく流星群の如き純粋詩句から、新たに350篇を選りすぐって編纂した第二詩集。
偽りの愛で幸福な幻想に生きるか。
それとも真実の愛で厳しい現実を生きるか。
あなたは、どちらでも望む人生を生きることが出来る。
但し、神さまは真実の愛の中にしか実在しない。
天啓を求める敬虔な祈りから生まれた珠玉の六行詩350篇を収めた神智あふれる第一詩集。
あなたにとって大切な人は誰ですか。
その人と一緒に生きていることは奇跡のようなものです。
大切な人を もっともっと大切にしたくなる…そう思える九十の歌がこの一冊に詰まっています。
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芭蕉の発句は九八五句ある。その一句毎に添句を試みた。古来の連句における脇句(付句)ではない。いわゆる「脇」は発句に続く俳諧作品で、季も入り、「第三」に展開していく。こここで「添句」とは、芭蕉発句に補足説明したり、余情や連想を付け加えている。
まえがきより
※……
日本の四季を二十四節気ごとに紹介し、それに併せてわれわれの俳句をまとめ直して紹介した。
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吉岡生夫第八歌集である。
二〇一〇年から二〇一七年、元号なら平成二十二年から平成二十九年の作品、約八百首から二百首を選んで一頁一首組とした。
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ともすれば流されやすい多忙な日常生活のなかで綴った家族等をテーマとした詩集。
家族愛の他にも、身近な自然や季節感、人間・人生、その他の雑感等についてピュアーな感性で綴った詩集である。
予定調和が運命に含まれるならば、条理と不条理、真実と虚偽、恩寵と残虐、それぞれがステンドグラスの一欠けらの色ガラスのように、みなが混在し全体で一つの光のハーモニーを奏でるものなのか? これらの詩篇の一つ一つが「光る種子」のように発光して実を結ぶことを祈らずにいられない。
吉岡生夫番外歌集
番外歌集とは、すでに第七篇まで出している家集『草食獣』のシリーズを意識した命名である。『イタダキマスゴチソウサマ一九九五年』の一九九五年、平成七年とは私にとって、どのような年であったのか。
本文より抜粋。
※この書籍はAmazo……