お気に入りの海岸に行った帰り道。
職探し中の美海は家政婦募集の貼り紙をみつける。
面接に行くと、掴みどころの無い家主に流されて、住み込みで働く事になって…不思議な同居生活を日々積み重ねて、二人は気付いていく。できれば愛する人がいきているという幸運を、出会えた奇跡を、歓びを持って、当たり……
- 発売日
- 2020年12月21日
- 価格
- 定価855円(本体価格777円)
- ページ数
- 308ページ
- 判型
- 文庫判
お気に入りの海岸に行った帰り道。
職探し中の美海は家政婦募集の貼り紙をみつける。
面接に行くと、掴みどころの無い家主に流されて、住み込みで働く事になって…不思議な同居生活を日々積み重ねて、二人は気付いていく。できれば愛する人がいきているという幸運を、出会えた奇跡を、歓びを持って、当たり……
『虎の目』を献上すれば世嗣の件は恙なく。そう約定を交わした山城大淀藩の江戸家老とその献上を待ちわびる老中大和守。だが『虎の目』の正体は茶道具であること以外不明である。しかも所有者さえも分からない。誰がどこに隠し持っているのか。錯綜する思惑の中『虎の目』に関わる過去が明らかにされる。
……
懐かしい昭和の時代を背景に、怪人とっさを尾行せよ!
ぼくたちがついにつかんだ怪人とっさの正体とは?
『日常』『精霊』『幻想』
これは三層の世界観からなる物語。
『犬キューピット』とは人と犬の幸せな共生の為、密かに働く精霊たち。
その一方ペットブームの裏側にある歪な現実。
「殺処分」「虐待」「繁殖犬」
人間の愛情を知らない魂『サマヨイ』
……
大后の炊屋姫から政治の全権を委譲された上宮(後世の尊称は聖徳太子)は、大臣の蘇我馬子や側近たちと共に中央集権国家造りに邁進していく。十七条憲法の定着、人材の育成と登用、財政強化、外交交渉、仏教の理解と普及、文化導入など課題は山積していた。本編の山は勝鬘経の講義と遣隋使の国書問題。
後世、日本におけ……
梟の居た森、山河(サンガ)村は、特殊な風習を長く受けついできました。
私の作品の内容に大きな影響を与えたのは、地理学者であり教育者松口常三郎先生の人生地理学……。世界の自然とそれに関わる人間の営みを、農業、漁業、工業などのテーマ別にとりあげ、人間生活の視点から記したものによるところが本の骨子となっ……
あなたはラブレターをもらったことがありますか? あなたはラブレターを書いたことがありますか? 電話と違って手紙は心を伝えます。口では言えないことも 手紙なら伝えられたりします。特にラブレターは 自分の抑えきれない愛の想いを 涙の出るほど好きな気持ちを 素直に優しく伝えることが出来ると思います。ここに現わされた……
忠義に生きるナショナリズムを嫌い、孤独に揺れるグローバリズムに呻吟し、そして、プロレタリア独裁に幻想を見た今、主人公新美均が追い求めた第四の道とは…
※この書籍はAmazon.co.jpのみで販売します。
豊橋から岐阜の子会社への出向を命じられた野中卓夫。出向先で遭遇するさまざまな試練にどう立ち向かうのか?
奇才只野馬骨が放つ待望の新作。
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『明治を生きた名もなき男の物語』
明治五年早春、一五歳の少年が、丹波篠山と柏原の境、鐘が坂峠を越えていた。
丹波大山の庄屋の家に生まれた少年は、生家の没落により、丹波佐治へ奉公に出る。
「綿屋」という屋号を持つその家は、後に柳宗悦の民芸運動によって「丹波布」と……
「かけてもろうたら」とマスターは言った。「いやですよ」...不用意に催眠状態に陥って心を操作されたくない。――「催眠術」より
自分は催眠術にかかりにくい人間であろうと考える京介を意外な方法で催眠誘導する「催眠術」。
現生人類が進化し、特殊な能力を持つ超人類はさほど目立たず……
巨大金融機関A銀行の東京事務センター。顧客情報漏洩に手を染めて海外逃亡を図った高度肥満のアラフィフ女子達と、道を踏み外して海外転職に走る外国送金課の管理職男子。いずれも発端は、よくある話の異性問題。気が付けば東南アジアにたどり着いてしまった彼、彼女等を取り巻くのは、詐欺、マネロン、違法薬物、依存症等々。中高年……
「俺」は、「お前」が作り上げる妄想の世界に生きている。彼女の恋人と顔も体もそっくりで、もちろん誰もが惚れ惚れするほどのいい男。
ここでの彼の使命は、冷たくなった恋人の代わりに彼女を強烈に愛してやること。完璧な男として登場する彼にとってそれはたやすいご用だが、奴の身代わりでしかないくせに彼女を死ぬ……
『リアルとバーチャルでの出会い』
美創ライフビレッジ(高齢者施設)に住む、風ちゃん(ふうちゃん=柳風子)と長身イケメンの若いモデルの浅見凉が、なぜ知り合うことになったのか?
幼い日、海に落ちた風ちゃんを助け上げ、自分が犠牲になってしまった最愛のお兄ちゃん。 ……
存亡の危機からの大復活!
バブル期地上げによって、ゴールデン街は虫食いだらけになります。この物語は、戦後綿々と守り続けられてきた、この街の灯を消してはならぬと、立ち上がった人達の勇気と熱情がモチーフです。新宿ゴールデン街という、雑多で異質な者どうしが集える、土壌と文化を培ってきた誇りと意地が彼らを……
まず、とびきりカッコいい男を妄想してください。
「ああ、この広い世界をどんなに探しまわっても、もう二度と会えないのか」真っ白な大地から空を見あげた。どれだけ目を凝らしたら見えるだろうか、あのいとしい姿が。(本文より)
こんな男がいるのか、と疑うぐらい誰もが惚れ惚れするほど……
童話は子どもだけのもの、と信じ込んだまま大人になった人に特に捧げたい童話集です。子どもが読んでもいい物語は、大人が読んでもやっぱりいいのではないでしょうか。自然や人や動物を観察していると、どこからともなく彼らが語りかけてきて、そして物語が生まれます。そうしてただ思いついたままの物語、語られた童話の断片を、子供……
小説家 さとなか達也の自費出版待望の第2弾!!
編集者と本格タッグを組んだ本作は超短編ながらさとなか達也史上、最高に喜劇的な作品。
2020のミレニアムの結婚式を目撃するのは貴方だけだ。
〜この結婚式、見たくない!?〜
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